北摂ガンバ日和

今月号の「ガンバ通信」は、見事J1昇格決定、
J2優勝を成し遂げた“おめでとう号”をお届けします。



　11月3日（日・祝）のホーム第39節・熊本戦で完勝。同日に行われた試合で3位の京都サンガF.C.がヴィッセル神戸に引き分けたことで、2位以上が確定しJ1昇格が決定したガンバ。11月10日（日）第40節アウェイでの京都サンガF.C.との試合で勝利し、2位の神戸が札幌に敗れたため、いよいよJ2優勝へ王手をかけた。しかし、優勝がかかる大事な一戦の第41節（ホーム最終節）は、チームの要であるキャプテン・遠藤選手、今野選手が日本代表に選出され欧州遠征中で不在に。「ミーティングもよくやってきたし、昨年よりチームがまとまっている。誰が出ても同じ試合ができる」と、今野選手は仲間を信じ力強く優勝を託した。

　そして迎えたホーム最終節11月17日（日）第41節モンテディオ山形戦。選手やスタッフはもちろんのこと、サポーターの想いが一つになり熱い声援がスタジアムに響いた。優勝がかかっているということもあり、最初硬さがあったガンバの選手たち。しかし、FW宇佐美選手の2ゴールとオウンゴールの3-2という結果で、見事多くのサポーターのみなさんと一緒にJ2優勝を掴んだ。本当におめでとうございます！

会見ルームで報道陣に拍手で迎えられた笑顔の長谷川監督。
「代表組がいない中、本当に選手たちはよくやってくれたと思います。加地や明神ベテラン組がしっかりまとめてくれた。二川は何もしてくれなかったが（笑）」と、選手たちを労いながらも寡黙で知られる二川選手をユーモアにいじり、笑わせてくれました。

ホームでの勝利後に行われる「ワニナレナニワ」のパフォーマンス。さすが今回は全選手・スタッフも一緒に大きな輪でいつもより多くまわりました！

副キャプテン・加地選手（DF21番）挨拶
　「J2優勝という結果でみなさんの前で挨拶できることを喜ばしいことだと思いますし、本当に感謝したいと思います。アウェイの遠い中来てくださった方々、TVの前で応援してくれた方々、スタジアムに来て応援してくださった方々に、1年間感謝したいと◯※△□。」と、挨拶の途中で噛んでしまった加地選手。そこからは、いつもの加地選手らしさでスタジアムを笑いで包みました。「J2、優勝、長かったですね～（笑）みなさんも本当に長かった1年間だったと思います。僕たちも本当に苦しいシーズンだったと思います。来年はJ1という舞台でしっかり優勝目指して頑張りたいと思いますので、またあたたかい応援よろしくお◯※△□。J2とったぞーーい！どうもー」と、しっかり最後もボケてました。

長谷川監督挨拶
「みなさん1年間本当にありがとうございました。開幕前はだいぶプレッシャーをかけられて、1年経ってこんなに痩せてしまいましたけど…全然痩せてないですね（笑）最後こういう形で笑顔で終われてよかったなと思います。ガンバが獲っていないのがJ2のタイトルだけだと言われて、なんとか最後、選手たちがよくがんばってくれたと思います。来シーズン、新生ガンバをみなさんにお見せしたいと思っていますので、来シーズンもよろしくお願いします！」と力強く挨拶を締めくくりました。

日刊スポーツ新聞社制定
「ミスターGAMBA黄金の脚賞」受賞 藤春選手（DF4番）

昨季からフルタイム出場し続けているタフな男・藤春選手が見事選ばれました！優勝が決まった瞬間、ピッチ上で歓喜の涙を流した藤春選手。藤春選手が泣くのは意外だったようで「まさかハルが泣くとは！」と言われていました。おめでとうございます！

試合後の選手の表情をキャッチ！


サポーターのみなさんに専用マイクを用意されていた宇佐美選手。「どうしたらそんなにゴールが取れるようになるんですか？」の質問に「ガンバというチームで一番前で攻めたら誰でも点が取れます！」と回答。一人の力だけでなく、チーム全体の力があってこその最高の回答ですね！